首、肩の疾患

首・肩こり

首のコリ、肩のコリはそのままにしておくと首から腕にかけてのしびれや痛み、肩甲骨周りの痛み、頭痛、めまい感などの症状になり、首が回らなくなる寝違えのような症状になることもあります。
たいていは筋肉が硬くなることが原因ですが頸椎の椎間板等の異常から姿勢が悪くなることもあります。
また軽度の場合、頚椎ヘルニアの初期症状との鑑別が難しいことも多いです。
つらい時、慢性化したコリが続く場合やストレートネックと診断されたけどその後が気になる方は一度診察をお受けください。

頸椎症・頚椎症性脊髄症

首の骨や椎間板、靱帯が変形して首にある脊髄神経を一部圧迫することにより引き起こされる症状です。
肩コリの原因の一つでもありますが、代表的なものは首を前屈または後屈した時、首から肩、腕、指先の一部にしびれの様な痛みが出たり指先に力が入らなくなります。
このため症状が重くなるとボタン付けに手間取るようになり、紙の枚数の感触が指先でわからなくなったり、足の裏の違和感や階段を降りるときに時間がかかる様になります。

頸椎ヘルニア

「ヘルニア」とはラテン語で「飛び出した状態・脱出」を指します。
これは首の椎間板が飛び出して脊髄神経そのものか神経の枝を圧迫するために起こります。
当たる場所はお一人ずつ違いますので症状もそれぞれ少し異なりますが肩コリ、二の腕の外、指先の痛みやシビレ、感覚異常、筋力低下、ボタン掛けや細かい指先の作業が困難になるなどがあり、痛みは時に眠れないほどひどくなることがあります。
保存的治療としては薬物療法は内服・外用薬・ブロック注射、理学療法、頚椎カラーが代表的ですが近年疼痛コントロールのための内服薬や外用薬の種類が増え選択肢は多くなっております。

頚肩腕症候群(肩腕症候群)

作業関連筋骨格系障害などとも言います。
昔タイピストの方の職業病であったためキーパンチャー病とも言われましたが、現代ではPC作業の方に多く首、肩、腕、手、背中にかけての痛み、しびれ感が主に出てきます。
頸椎ヘルニアや胸郭出口症候群と症状が似ていますので診察で評価した後、筋肉の疼痛と硬さを取る治療を薬物療法や理学療法で行います。

胸郭出口症候群

なで肩の女性に多く、日常的に重い鞄やリュックを使う方に多い病気です。
吊革につかまったり洗濯をしたりすると手がしびれることが多く、肩、腕、肩甲骨のあたりにもシビレや痛みが出ます。
頚椎症と症状が似ていますが手や腕の位置で手に流れる血流が悪くなることを確認します。

寝違え

ひどい寝違えはとても辛く、日常生活が障害されるだけでなく気分も落ち込みます。
おもに原因は筋肉の異常な硬化によるものですが、他の疾患の可能性が無いか診察をお受けください。
寝違えに対してはブロック注射による治療も即効性があり有効なことがあります。

肩の疾患

四十肩、五十肩(肩関節周囲炎・石灰沈着性腱炎)

肩の痛みの代表的存在ですが軽くすむ場合と重い症状の場合があり、みなさん程度はまちまちです。
重い場合は放置していても治らず、やがて肩関節の癒着、拘縮がおこり腕が上がらない、回らない、動かすと痛いなどの症状が障害として残ります。
また一生涯で1度と決まっているわけではなく数回経験される方もいらっしゃいます。
症状としては夜間痛もあり後述する肩腱板断裂とよく似ています。辛い時は早めに医師の診察を受けてください。

肩腱板断裂、(投球肩)

四十肩、五十肩と似ていますが肩は痛くても上げたり回したりすることが可能で、腕の挙上途中に痛みがみられるため上着の袖を通す動作、水泳のクロールや野球の投球動作、テニスのサーブがつらくなります。
また肩の可動時にゴリゴリやコリッなどの礫音(れきおん)や引っかかり感、夜寝ている時に寝返りをうった時の肩の痛み、長くかかる五十肩と思っていた場合は腱板断裂の可能性があります。
若い方の場合は転倒事故やスポーツが原因であることが多く、はっきりとした原因がなくても腱板が損傷し断裂を起こすことも多いです。

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